給料があがらない、スキルアップが図れない、労働時間が長いなどの理由で今の職場を退職したいというエンジニアの方も多いでしょう。退職には、ベストなタイミングというものが存在します。退職するのなら、タイミングを見計らって少しでも有利な状態で退職しましょう。
エンジニアが退職する場合のベストなタイミングは、求人が多い時期です。次の仕事が決まっていないと収入がゼロの状態となるため、貯金をやりくりしながら生活しなければなりません。交通費や衣服代など、転職活動にはなにかとお金がかかるため、退職後は早々に転職先を決めておいたほうがよいでしょう。転職活動費は、働きながらだと40万円、退職後は70万円ほどかかるケースが多いです。
また2月〜3月、9月〜10月の時期になると求人が多くなるため、退職するタイミングにおすすめです。夏や冬のボーナスが支給される時期のため、受け取った社員は続々と退職していき、人員不足となる会社が多いからです。企業の決算の時期が3月や9月、12月に多いため、人員の見直しの際に求人を募集するところも多くなります。
また退職金がもらえるタイミングに辞めるのもおすすめです。3年以上働いている場合は退職一時金や企業年金などの名目で退職金がもらえるケースもあるため、一度確認してみましょう。
昇進後に退職するのもよいでしょう。ポジションが上がり、自分の市場価値が高まった状態のため、以前よりもよい条件で転職できる可能性があります。ワンランク上の求人にチャレンジできるようになります。